色彩について4
網膜の視細胞の中央部は色の感度が高くその周囲は感度が低くなります。しかし、実際の見え方には色むらがありません。これはフィル・インという欠けた情報を補完する働きがある為です。まるでjpgなどの圧縮技術のようです。
明るいところでは長・中・短波長の3種類の視細胞がそれぞれR(赤)G(緑)B(青)の感度の度合いを網膜と脳に信号を送り色が生み出されています。
ちなみに犬はRとGの信号を送る視物質の明確な区別がないのでRとGを識別しないということです。
暗い所では錐体細胞に替わって杆体細胞が働きます。それぞれ感度の高い波長域が異なり 薄暗いところでは赤、橙、黄色の感度が低くなり、逆に緑、青の感度が高まります。これをプルキンエ現象と云います。なので茶室や花火大会などの着物や浴衣などは赤よりも一見控えめな緑や青の方が鮮やかに見えてしまうということになります。
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